
マダムの伝説1
美容の常識をくつがえす
しかしこの“肌質をスキンケアに取り入れる”という考え方を美容界で初めて提唱したのが、他ならぬマダム ヘレナ ルビンスタインなのです。
化粧品の第1号となった美容クリーム「ヴァレーズ」をオーストラリアで販売開始したとき、マダムはすでに、人によって肌質が違うことに気づいていたのです。
その後、1902年メルボルンで世界初の美容サロン「ヘレナ ルビンスタイン ビューティーサロン」を開設しました。
美容にマッサージや科学を取り入れ、次々と画期的な製品を発表し、美容の歴史を大きく塗りかえていったマダム ヘレナ ルビンスタイン。
その革新性は、キャリアのスタートから変わらないのです。
マダムの伝説2
美を買うというシーンを生み出す
それまでのデパートの「化粧品」売場では、せいぜいヘアネットや石鹸、香水瓶などしか取り扱っていませんでした。
しかし、ヘレナ ルビンスタインが1915年にアメリカのニューヨーク進出から、その歴史は大きく変化します。
世界初のデパート販売のため、新しくオープンしたヘレナ ルビンスタインの売場は、美しい容器や華やかな口紅ケースで彩られていました。
さらには有能で魅力的な販売員たちがお客様を迎えたのです。
マダムは自身のサロンや売り場の演出にとことんこだわりました。
その演出により、“化粧品を買う”という体験が、美へとつながるのだと感じさせるような、世にも優雅な行為に変えてしまったのです。
ニューヨークにおける世界初のデパート販売(1915)
マダムの伝説3
画期的なアイテムを次々に発表
1939年、ニューヨークで開催された世界博覧会の水中バレエのために開発されたと言われている、ウォータープルーフ マスカラ。
水に強く、涙や汗でにじまない。
女性の悩みの救世主であったウォータープルーフ マスカラを世界で初めて誕生させたのも、他ならぬヘレナ ルビンスタインです。
1958年には画期的なオートマティック マスカラを発表。
当時、女性たちはまだケーキ状のマスカラを水で溶いて使用していた時代でした。
しかしブラシと本体が一体化したこの製品によって、マスカラの使い勝手が劇的に向上し、女性たちの目もとはより一層セクシーに美しくなっていきました。
画期的なアイテムはマスカラだけにとどまりません。世界で初めて化粧品にビタミンを配合するなど、ヘレナ ルビンスタインは常に化粧品の歴史を塗りかえてきたのです。
マダム ヘレナ ルビンスタイン
マダムの伝説4
1世紀近いロングセラー製品の意味。
今も愛される製品を世に送り出す先駆性。
ヘレナ ルビンスタインの長い歴史の中で、今も昔も変わらずに愛され続けている製品があります。
1958年発表のオートマティック マスカラはのちの「ロング ラッシュ マスカラ」として、愛用されています。
良いものを作ることが、長く愛される秘訣であることをマダムは知っていたのです。
この先見性が、1世紀近い時を経ても変わらず女性たちの美を支える製品を生み出したのだといえるでしょう。
メイクアップ広告(1959)
マダムの伝説5
現代に継承される革新性
これは創業から受け継がれている、ヘレナ ルビンスタインの大切な姿勢であり、ブランドの魂ともいえます。
忙しく日々を過ごす現代女性のライフスタイルで最も必要とされる美容とは何か、常に時代に寄り添い、女性の美と、その先にある輝く人生のために、製品は生み出されているのです。
リプラスティ
P.C. スキンミュニティ
プロディジー CELグロウ